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基幹系システムのDB変更の話 ~Oracle卒業します~

みなさん、こんにちは。電通国際情報サービス(ISID)コーポレート本部システム推進部の宮井です。この記事ではISIDの基幹系システムのDB変更(OracleAmazon Aurora)にまつわる意思決定のお話をします。

自己紹介

その前に少しだけ自己紹介を。わたくし「システム推進部」という部署の部長を務めているのですが、「システム推進部」という部署名って、これだけ聞いてもよく分からないですよね? えぇ、私もそう思います。一言で申し上げれば、「情シス+α」といったところです。社内インフラ・ネットワークに加え基幹系システムの開発/運用/保守、はたまたIT全般統制、さらには情報セキュリティといった業務領域をカバーする部署となります。

なぜOracleから移行するのか

いま「基幹系システムの開発」と書きましたが、一般的に基幹系システムってパッケージを買ってきて必要なカスタマイズを施したうえで使うというケースが多い・・・ですよね? ですが、ISIDではなにを思ったか(!?)、十数年前になんとフルスクラッチで自社開発してしまいました。そうして生まれた基幹系システムは、社内から寄せられる手厳しい声に耐えながらも(涙)、その後さまざまなエンハンスを積み重ね現在に至るまでいちおうISIDグループの屋台骨を裏から支えています。

で、今般、その基幹系システムのDBをOracleからPostgreSQL、正確に言えばPostgreSQLと互換性のあるAmazon Auroraに乗り換えることとなりました。

ご承知のとおり、Oracleは確かに抜群の実績と信頼性を誇ります。ですが、いかんせんお値段がちと高い。加えてライセンス体系も非常に複雑、さらには保守費用が毎年数%ずつ複利方式で上がっていくというオマケも。(涙)

基幹系システムということもあり、これまではずっとOracleを使い続けてきました。しかし、こうしたコストやリスクの点、他のDBMSも機能面や信頼性の面でOracleに比肩するほど充実してきている点を考慮し、今回Auroraへ乗り換える方針としました。

決定打となったのは、コストシミュレーション。

当然ながらDBを変えることにより大規模なシステム改修/テストが必要となり、それには相応のコストが掛かるわけです。それでもなお、乗り換えることで大きなコストメリットが得られるという結果になりました。(あくまで弊社での使い方を想定した場合ですので、この点は十分にご注意ください)

また、わたくし個人的には社内システムも従来の重厚長大で安全確実なガチガチ路線から、リスクを取ってより良い方向を目指して挑戦したいという思いもあります。

おわりに

かくして始まったOracle卒業プロジェクトですが、実はまだ開発の真っ最中です。実際にやってみて技術面でどういった課題があり、それをどのようなアプローチで乗り越えていったのか等、後日に改めてこのISID Tech Blogでお伝えする予定です。

有益な情報をみなさまにご提供できるようにするためにも、なにはともあれプロジェクト関係者一同、Oracle卒業プロジェクトを成功させるべく、ガンバリマス。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

執筆:@miyai、レビュー:@handa.kentaShodoで執筆されました